amazon fire HDを使ったコスパ抜群な小説執筆デバイスはじめました

三年ほど使っていた小説執筆のお供、Pomera DM30があえなく壊れてしまいました。
残念ながらDM30は既にメーカー在庫切れ、現行品のDM200はちょっとコンセプトが自分好みでないうえに、何よりお値段が高い!(未だに店舗で¥40,000くらいする)

何か代替出来そうなものを…といっても、pomeraのように執筆に特化した扱いやすいツールというのはなかなかありません。surfaceやipadは値段高いし使わない機能多すぎるし…。
そこでネットを検索してみたところ、ちょくちょく引っかかったのがamazon fireタブレットを執筆ツールに特化して使用するというもの。

必要なのは

・amazon fireタブレット
・キーボード(有線・無線何でも)

これのみ。お手軽でしかも安い! 私の場合、ケースやスタンドといったアクセサリを含む金額を入れてもかかったのは¥12,000ほどでした。コスト的にはpomera DM200の三分の一くらいです。
amazon fireタブレットはサイズがいくつかありますが、今回は8インチを購入。大きすぎず小さすぎずで、ちょうどいい案配です。
画像のように折り畳みのキーボードと一緒に使用すれば、Pomera並のコンパクトさ。どこでもお手軽に執筆出来ます!
小説執筆にしか使わないつもりなので、動画や音楽のアプリはまとめてフォルダに放り込んでおきます。ネットも基本切っておきます。使うのはテキストアプリのみ。余計なものを入れていないので立ち上がりも早く、pomeraの利点である電源入れたらすぐ書ける、もクリアしています。これで執筆に集中出来るデバイスの完成です。
今のPomeraより優れているのは、ファイル共有をネット上でも行えることで、いちいちUSBを繋ぐ必要がありません。Wi-Fiを使ってパソコンの文書データを呼び出し、そっちを編集することも出来ます。これはいい!

…が、今のところ問題なのはどのテキストアプリを使うか、といったとこでしょうか。ひとまずは無料で手に入る「JotterPad」を使ってます。シンプルな文書作成ツールで、ファイル選択画面も見やすく、かなりpomeraに近いです。問題は横書きしか出来ないところ…。まあ気分の問題なんですが、やはり小説は縦で書きたい。本当はTATEditor入れたかったんですが、ダメでした。

ここまでいいこと書いてきましたが、当然ながら欠点も存在します。
一つはデフォルトで手に入るアプリが、Amazonストアの物しか無いので、いい文書作成アプリがあってもお手軽に使えないこと。上記のTATEditorが入れられなかったという理由はそのためです。まぁ調べると色々やり方はあるので、JotterPadに不満を感じたら変えようかと思います。
二つ目は充電式なので、pomeraのごとく乾電池変えてすぐ執筆続行が出来ません。ただし、pomeraのようにキーボードが壊れたらもうおしまいになるところが、タブレットなのでタッチ入力するか、そこらの電気屋でキーボードを買って即復帰が可能。つまり事故にも強い。タブレット本体も安いので、二個持ちもありでしょう。
ちなみに今回私が買ったキーボード、Enterが思いのほかちっちゃくてpomera慣れしていた手にはちょっときつい。普通の折り畳みよりはキーが大きめなのはいいんですけれどね…。このへん、アプリやキーボードの選び方次第で大分使い勝手が変わります。自分でツール選べる、というのも見方を変えればPomeraに無かった強みです。
三つ目はPomeraでお世話になってた単語登録機能や辞書機能。あと、目に優しい電子ペーパーとお別れなのもなぁ…。まあ求めたらキリが無いですが。

まとめとしては
・とにかく安い!
・自分でアプリやキーボードを選んだり、Pomeraで不満だった部分を解消できる。
あたりでしょうか。

しばらくはこれで執筆ライフを満喫してみようかと思います。