87年版 聊斎志異 瑞雲

1987年に大陸で製作されたドラマ「聊斎」より瑞雲の回。原作は聊斎志異に収録された同名の短編から。

ものがたり
西湖の名妓・瑞雲のもとには連日客足が絶えない。貧乏書生の賀生は、贈り物を持って彼女に会う。貧乏なので相手にしてくれないのではと心配するが、あにはからんや瑞雲は丁寧にもてなしてくれたので、賀生は深く想いを寄せ、一念発起して学問に励む。ある日、瑞雲は不思議な客によって額に黒い汚れをつけられてしまう。醜くなった彼女を見て、それまでちやほやしていた客が一気に離れていく。ある日、出世した賀生は瑞雲のもとを訪れた。醜くなっても心は変わらないと妻に迎える賀生。そんな二人のもとに、汚れをつけた男が現れる。彼は仙人で、瑞雲を幸せにしてくれる人物を探すべく、あえて瑞雲に術をかけていたのだった。男によって汚れは取り払われ、夫婦は幸せに暮らす。

短い原作を頑張って40分に引き延ばしている。よくある才子佳人ものにちょっとしたファンタジー要素をプラスしたお話でとても訓話的。毒が無く安心して楽しめる。悪く言えばひねりが無くて退屈。
ヒロインの瑞雲を演じる徐晶晶さんが美しく、それが気になったので見てみたんだけど、この方調べてみても全然情報が出てこない。早くに引退してしまったのだろうか。残念。

徐晶晶/瑞云
杭州西湖の名妓。容姿・技芸共に優れた女性で、客からも引く手あまただったが、醜くなってからは見向きもされなくなる。廓の下働きに落ちぶれていたところを賀生に身請けされ、夫婦となる。

何政军/贺生
貧乏書生。貧しく身分の低い自分にもきちんと接客してくれた瑞雲に想いを寄せる。彼女が醜くなった後もその気持ちは変わらなかった。いい男。演じる何政軍さんもイケメン。

朱莎/嬷嬷
廓のおかみ。瑞雲を金稼ぎの道具としか考えていない。

毛示范/白衣秀士
怪しい仙人。瑞雲が本当に愛してくれる男と結ばれるよう、美しい顔に消えない汚れを刻みつけた。仙人ってヒマなのか?

丽目/小红
廓の下働きの少女。まだ十二歳。瑞雲が稼げなくなった代わりに妓女をやらされそうになる。さすがにヤバすぎ。他の妓女はいなかったのかな。